教区ニュース

令和五年度 埼玉第一教区 教化研究会報告

 去る令和五年九月四日(月)別院真福寺に於いて、「埼玉第一教区教化研究会」が開催されました。当教区では毎年、教化研究会を開催し、研鑽を重ねておりましたが、新型コロナウイルスが発生して以降、オンラインを活用した研究会に変更することを余儀なくされ、本年五月に新型コロナウイルス感染症が五類感染症に移行となり、実に四年ぶりに現地開催することが出来ました。

今回は昭和大学大学院薬学研究科をご卒業され、現在は真言宗智山派の教化機関である智山教化センターに於いて非常勤所員としてご活躍されている島 玄隆先生を講師としてお招きし、「お大師さまのお言葉を檀信徒にお伝えするために」と題して講義を賜りました。

前半では真言宗智山派で製作された“お大師さまカルタ”をもとに、お大師さまのご生涯とお言葉について触れ、法話を行う際のポイントと共に分かりやすく解説いただきました。

休憩をはさんだ後、国内の宗教事情と題し、統計調査のデータに基づいた各年代別データについて解説があり、“宗教を信じるか”という設問では、年齢が上がるほど“信じている”という傾向があるが、「“宗教心”は大切か」や、「“あの世”を信じるか」「先祖を尊ぶか」という設問では、若い世代でも比較的高い傾向にあるということが理解でき、世代に応じた法話が大切であると感じました。

 最後にはワークショップとして、お大師さまのお言葉を意訳し、掲示伝導法語を作成するという課題に取り組み、参加者はお大師さまのお言葉を、短い文章で分かりやすく伝える事の大切さと難しさを痛感していたようです。講師の先生からは“つたない字や言葉の方が目にとまる”や“自分が良いと感じるものでも、他人にはそうでない事がある”というお言葉をいただき、“他からどう見えるか”という大切さを教わりました。

 埼玉第一教区教化研究会開催にあたり、お忙しい所、当教区教化研究会の講師をお引き受け頂きました島先生をはじめ、ご協力賜りました関係各位に感謝を申し上げ、ご報告とさせて頂きます。

(参加者)

直林一敏・荒井真道・渡辺道夫・荒井正道・山口純雄・大津隆裕・

小泉暁輝・江連俊隆・山口弘隆・片野真省・重松秀隆・高橋一晃・

小宮山学道・榊原正蔵・江連俊教・元山弘寿・三浦清志

(普門寺 小泉暁輝)