秋晴れの穏やかな天候に恵まれた令和5年10月3日（火）宗祖弘法大師ご誕生1250年記念慶讃事業・令和5年度埼玉第一教区檀信徒教化推進会議 「第七回真言の集い」が川口駅前ホールフレンディアに於いて、教区管内住職、教師、寺庭婦人、檀信徒合わせて166名の参加のもと開催されました。檀信徒教化推進会議は新型コロナウイルス感染症が発生して以降、止むを得ず開催を中止していましたが、実に4年ぶりの開催となりました。
午前中は、例年単独で開催している『密厳流遍照講埼玉第一教区連合会検定会』を開催し、教師・寺庭・檀信徒28名の方々が受験されました。受験者が検定会当日に向けて日々、研鑽を積まれたであろうと感じることが出来た検定会となりました。
午後からは 「第七回真言の集い」として、第一部「御詠歌法音絵巻～お大師さま～」、第二部「空海～ゆかりの地～」、第三部「弘法大師 空海一代記」という三部構成でお大師さまのご生涯に触れていただく機会といたしました。
先ず開会式では寺庭婦人会による御詠歌奉詠の中、職衆入堂、檀信徒と共に智山勤行式をお唱えした後、主催者挨拶、祝辞、来賓紹介などが行われ開会式が終了。
次に第一部「御詠歌法音絵巻～お大師さま～」では、宗祖弘法大師ご誕生1250年を記念し、真言宗智山派にて作成された御詠歌法音絵巻「お大師さま」を、密厳流遍照講指導師範 詠匠 平川真海先生によるご法話と、密厳流遍照講埼玉第一教区連合会師範の先生方出演により上演いただき、参加者は皆、先生方の法話や御詠歌に聞き入っている様子でした。
第二部の「空海～ゆかりの地～」では、埼玉第一教区智山青年会が高野山 金剛峯寺と教王護国寺 東寺に赴き取材・製作した映像の上映で、視覚的にお大師さまを感じ、引き続き青年会員による声明の調べに、お大師さまを感じて頂くことが出来ました。
第三部の「弘法大師 空海一代記」では、講談師の一龍齋貞友 師匠による講談が行われ、お大師さまのご生涯の講談をいただきました。貞友師匠は講談師として活躍されているのみならず、誰もが一度は耳にしたことがある有名なアニメキャラクターの声優でもあり、『ちびまる子ちゃん』のお母さん役や『クレヨンしんちゃん』のマサオくん役などで広く知られています。講談を聴いていた誰もが貞友師匠の講談に引き込まれ、感動している様子でした。講談に引き続き、貞友師匠の司会による「お楽しみ抽選会」では魅力ある景品の数々に参加された皆さんは一喜一憂し、会場全体で多いに盛り上がりました。
最後になりますが、今回の『第七回真言の集い』開催にあたり、お忙しいところ様々な準備や、リハーサルを含め多大なるご理解とご協力を賜りました関係各位並びに諸団体の皆様に心より感謝申し上げ、ご報告とさせて頂きます。
配 役
総合司会 隨泉寺 渡邊 道夫 僧正
●開会式
導 師 埼玉第一教区教区長
正源寺 荒井 真道 僧正
一 﨟 正源寺中 小宮山 学道 僧正
二 﨟 光明院 荒井 正道 僧正
三 﨟 泉蔵院中 山口 弘隆 僧都（経 頭）
四 﨟 錫杖寺中 江連 俊教 僧都
五 﨟 源永寺中 石山 大十 僧都
六 﨟 東福寺中 秋山 照泰 僧都
御詠歌 寺庭婦人会
荒井順子 山口俊子 江連光恵 山口宏子
清水和子 大津友子 小泉節子 渡邊京子
●第一部「御詠歌法音絵巻～お大師さま～」
統 括 埼玉第一教区連合会長 寳厳院 元山 宥寿 僧正
法 話 密厳流遍照講指導師範 詠 匠 平川 真海 先生
御詠歌 龍泉寺 直林 一敏 僧正
東福寺 秋山 照美 僧都
薬林寺中 清水 武秀 僧都
寳厳院中 元山 弘寿 僧都
映 像 地蔵尊院 江連 俊隆 僧正
音 響 普門寺 小泉 暁輝 僧正
●第二部「空海～ゆかりの地～」
司 会 薬林寺中 清水 武秀 僧都
職 衆 泉蔵院中 山口 弘隆 僧都
寳厳院中 元山 憲寿 僧都
源永寺中 石山 大十 僧都
錫杖寺中 江連 俊教 僧都
安養寺中 直林 一裕 僧都
東福寺中 秋山 照泰 僧都
映 像 歓喜院中 榊原 正蔵 僧都
寳厳院中 元山 弘寿 僧都
総合受付 明王院 山口 純雄 僧正
法福寺 大津 隆裕 僧正
