東光院

東光院
とうこういん
当山開基は聖政。青石塔婆から法流開山法印永俊に至るまでの記録が不明であり、法印永俊以後記録が明らかになる。元禄4年(1691年)本堂建立の記載がある。宝暦6年(1756年)山門建立。当時は本堂、庫裡、観音堂、山門、宝筐印塔、大般若経など完備し、第9世永照の漢詩が自然丸石に次のように刻まれている。古桂山厳雲去宏 谿槙嶺繞浅滝清 緇林童草満雲閣 借間五台月下栄この詩は当時の盛観をしのぶに足りるものである。 その後、この威容を誇った堂塔も、嘉永6年(1853年)本堂、庫裡、観音堂、大般若経など焼失、その年庫裡、大般若経、経蔵、仮本堂を再建した。嘉永6年に再建された庫裡も大正12年の関東大震災に遭い崩壊。昭和28年山門、大般若経蔵を大修繕し、昭和34年本堂新築。昭和35年庫裡新築。昭和44年東光学院を開設して現在に至っている。
山号
: 古桂山大山寺
本尊
: 不動明王
住所
: 川口市江戸袋1-20-32