地蔵尊院

地蔵尊院
じぞういん
当山の開山は、元和4年(1618年)。良栄法印によって開山された。元々、錫杖寺の門前にあったが、錫杖寺が将軍家日光参詣の時の休憩所となり門前を広くするために、現在の川口神社へ移築された。しかし、明治の神仏分離令が発布された年に再び錫杖寺へと移築された。その後、錫杖寺の塔頭寺院として住職不在のまま年月が過ぎていたのだが、平成6年に現住職が再興し現在に至っている。本尊は、石仏の延命地蔵菩薩。地域住民より錫杖寺の地蔵堂と親しまれ、医療の発達していなかった時代には、万病を治癒させてくれる霊験あらたかなる地蔵様として参詣が絶えることがなかった。
山号
: 筥崎山錫杖寺
本尊
: 延命地蔵菩薩
住所
: 川口市本町2-4-37