教区ニュース

平成25年度 埼玉第一教区檀信徒教化推進会議開催

秋晴れの暖かな天気に恵まれた平成二十五年十一月六日、埼玉第一教区(清水秀隆教区長)主催の檀信徒教化推進会議が川崎大師平間寺に於いて開催されました。

当日は午前九時に教区内各地より総勢百三十三名の参加者がバス六台に分かれ川崎大師に向け出発いたしました。
多少の渋滞もありましたが午前十一時前にはすべてのバスが到着いたしました。
到着後は信徒会館大広間にてお茶を頂戴し、その後、御本堂に移動し、十一時半からのお護摩修行に参拝させていただきました。
お護摩では参加者全員が内陣にご案内いただき、お大師さまをお近くでお参りできたことに多くの方が感激されておりました。

参拝後、信徒会館に戻り昼食をいただき、午後一時より場所を地下ホールに移し開所式を執り行い、ご貫首さまより歓迎のお言葉を頂戴いたしました。
開所式終了後、川崎大師法務課の亀田義修僧正より「川崎大師平間寺の縁起と大師信仰」と題し、「川崎大師の縁起」、「同行二人」、「お経を唱える喜び」、「厄年」等についてご講演をいただきました。
終了後の感想として「改めて川崎大師さまの縁起やお大師さまの詳しいお話が聞けたことで真言宗の檀徒としてさらに信仰が深まった」、「来年が御開帳の年とお聞きしたので来年必ず参拝に参ります」等さまざまなお話を聞く事ができました。

講演に引き続き、場所を再度、信徒会館大広間に移し、十善戒写経を実施、当教区青年会山口純雄会長による写経について「一文字一文字が仏さまであると感じながら写経をしていただきたい」とわかりやすく解説があり、参加者は一文字ずつ丁寧に写経をしておられました。
終了後大広間にて写経奉納式が執り行われ檀信徒代表者より写経が奉納されました。

引き続き閉所式、最後に薬師殿前にて記念撮影、その後、門前でそれぞれお土産を買い、午後四時、ご山内皆さまのお見送りをいただき帰路につきました。
解散時に多くの参加の方々よりさまざまな感謝のお言葉をいただきました。
今回の檀信徒教化推進会議は「仏さまに祈る 大師とともに」をテーマに企画開催させていただいたわけでありますが、会場を快くご提供下さいました川崎大師平間寺ご貫首さま、同じく快く講師をお引き受け下さいました亀田先生、そして現地での事前打合せや数々の変更事項にもご丁寧に対応して下さいました平間寺職員の皆さま方の多大なるお力添えによりまして無事に開催することが出来ました。ここにご協力賜りました関係の皆さまに心より感謝申し上げ、報告とさせていただきます。
尚、日程は次の通りです。
九時       各地集合出発
    十一時      平間寺到着
    十一時三十分   護摩修行
    十二時十五分   昼 食
十三時      開所式
    十三時二十分   講 演
    十四時三十分   写 経
    十五時      奉納式・閉所式
十五時十五分   記念撮影・諸堂参拝・門前散策
    十六時      平間寺出発
    十八時      各地到着 解散
(荒井真道 記)